源氏物語の女三の宮は、このあたりの駆け引きが幼稚で、駆け出した飼い猫を追いかけて 端近まで駆け出し、捲れ上がった御簾からつい、柏木にその姿を見られてしまいます。後にこの出来事が2人の間に悲劇を生むのですが・・・

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春の宴、硯と紙を小川の流れに託して和歌を読み、上流から順に書き付けていく、曲水の宴が華やかに御殿の庭で催されます。御簾の中でその様子を見る姫君たちの姿を、一目見ようと 若い公達達が気もそぞろです。自分の姿を見咎められる事は当時、非常に、はしたなく屈辱的な偶発事故だったのですね。でも 私、ここにいるのよ・・・というアピールはしっかり実行して、どなたも、様々な色を重ねた袿や十二単の裾を御簾の外へ出して、センスのよさを競います。